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ホームページのページ数についての考察


ホームページのデザインを行う上で、わたしがもっとも重視するのがトップページデザインのほかに「ページ数」です。言い換えれば、グローバルメニューの項目数、いわゆるお知らせ個記事や商品詳細、ブログ個記事などの下層ページは除く大項目にあたるページです。

今回は、メガサイトでなく一般的な中小企業のホームページを想定して、主要ページ数はどの程度が適切なのか、あくまでもわたくし個人の考えですが考察してみました。


ホームページを作りたい!さてどんなデザインがいいかな?色々なサイトをPCで見ていると、例えばこういうメニューを欲しくなってしまう方は少なくないと思います!

ドロップダウンメニュー

マウスポインターをメニューの上に乗せると、その下に作られているページのメニューが現れるアレです。静止しているホームページの多いなかにこういったマウス操作で動きのあるページが出てくると、それだけで格好良く見えたりするものです。こちらは、「ドロップダウンメニュー」や「プルダウンメニュー」などと呼ばれます。

この手のメニューバーのメリットは、ページ数の多いサイトでもメニューバーにスマートに多くのページへのリンクを納められるというところです。逆に、メニュー数が多すぎて雑多になり、展開させなければアクセスできないことにストレスを感じるのがデメリットです。

しかし、PCサイトとモバイルサイトをわけてデザインしているならばまだよいのですが、レスポンシブデザインがこれだけ主流になってきたなかで、これはもはや過去のデザインといえるでしょう。

スマートフォンでWebを閲覧すると、ページを遷移する時、電波状況が悪かったり画像容量が重いときなど、データの読み込みにほんの数秒待たされるだけでもストレスを感じることがあります。5秒待っても読み込めないとそのページを閉じる方は多いと思います。

そのため、モバイルファーストのデザインでは、ページを細分化せずできるだけまとめることがよいのです。例えそのページが縦長になってしまっても、ユーザーのストレスは「ページ遷移>>>>>>>>>>フリック」なのは言うまでもありません。

また以前よりこの手のメニューは、視覚障害のある方がWeb閲覧で利用する読み上げソフトでは、非常に分かりにくいという問題が指摘されてきました。パラパラと展開するのは格好いいかもしれませんが、そこまでメニューを細分化するほどネットに掲載する情報があるというケースは、大手企業以外では少ないと思います。工夫次第でシンプルなメニューバーにできるはずです。


わたしはホームページを制作する上で、「メニュー(主要ページ)は5つ以内」ということにこだわってきました。関連するコンテンツは同じページにできるだけまとめてしまえば、充分可能です。

もちろん、メニューの整理をする上で重要なのが「トップページデザイン」です。

トップページこそホームページの肝であるとわたしは考えているのですが、

  • ホームページ全体の構成がトップページで把握でき、大事な情報はトップページで得ることができる、あるいはワンクリックでアクセスできる構成を採る。
  • メインメニューではカバーできないけれどもぜひ誘導したい下層ページへのアクセスは、サブメニューを設置して動線を確保する。
  • キャッチ―な画像やアイコンを上手に用いて視覚的なストレスを軽減し、脊髄反射的なページ離脱を防止する。

このあたりを特に気をつけて制作するようにしています。ページ数を絞りこみ、トップページに力を入れる。


その理由を説明していきます。

下の図は、販売業のお客様のホームページ訪問者の行動を見たものです。グラフでは味気ないので、もうすぐクリスマスということでケーキで美味しく見ていきたいと思います。

説明します。

トップページ訪問者数を100%としたとき…

  • 2ページ目を閲覧してくれる訪問者は60%、ホームページを閉じる方が40%
  • そこから3ページ目を閲覧してくれる訪問者は60%、ホームページを閉じる方が40%
  • さらにそこから4ページ目を閲覧してくれる訪問者は40%、ホームページを閉じる方が60%


トップページ訪問者の中で、たった14.4%の方だけが4ページ目を見てくださるわけです。「ホームページのデザインが悪いんじゃないか~?」という声も聞こえてきそうですが…(;´Д`)

実はこれは一般的な数値なのです。一般論で説明するときに、わたしは「1ページ遷移するごとに閲覧者は半数落ちていく」とご説明させていただいてます。

このデータを見て、ひとが耐えることのできる数字は「3」というのはよく聞きますが、なるほど3ページ以降はガクッと減っています。世に出ているテンプレートでも一般的なページ構成である「トップページ含めて3ページ+ブログ+メールフォーム」の5ページ構成は理に適っているといえます。メニュー項目数は極力スマートにして、ページ内のコンテンツはカラムで見やすく整理し、モバイルファーストのページ遷移の少ないデザインにするといいと思います。


これだけ簡単にWebから知りたい情報を探せる現代だからこそ、閲覧者のストレスをいかに減らし快適に過ごしてもらうか(ホスピタリティ)に心を砕く時代に突入したと考えています。